ISDN
2014年 06月 10日
ISDN って分かりますか?
1990年ごろ電話回線のデジタル化が進められ、メタル線のデジタル回線としてNTTが提供を始めたものです。1回線で2個のデータチャンネル(この2つを2回線として使います)と1個の信号チャンネル(これは使い道が解りません)が使えます。
つまり、音声電話とFAXが同時に使えると言うことです(音声電話2つでもOK)。これにダイアルアップルータを繋いで、パソコンからインターネットへ接続していました。
音声の電話として繋いでいるので気を付けないとどんどん課金されてしまいます。パケットで課金の契約もあるのですが単価が高すぎて時間で課金の契約しかあり得ません。通信速度は64kbpsです。アナログモデム(2.4kbpsぐらい)よりは数倍速いけど、今考えるとのろのろ動く感じですね。確か夜だけ繋ぎ放題の契約をしていたと思います。
さて、10年前までは最先端の電話でしたが、もう同時に2回線分使う事も無いし、インターネットへの接続は光線だし、非常時には携帯電話もあるしなので、ISDNは解約する事にしました。音声電話もひかり線へ移行です。宅内工事もないので、後はルータのセットをやり直すだけです。音声電話の繋げるルータはNTTのレンタル品しかないそうです。(450円/月掛かるそうです)。今使っているISDNのルーターは高性能で通信ログが全て残るので2度と着信しない登録や何処に何分掛けたかとか分かるし、バッテリを付けておけば停電しても電話できるし……、でも殆ど使った事の無い機能だな。
多分2000円/月ぐらい安くなりそうです。
by 1969Kanazawa
| 2014-06-10 12:00