切り捨てる過去

ついにお別れです。

50年近く前、学生だったとき春休みのバイト代を注ぎ込んで購入した電卓とついにお別れです。
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シャープPC1001

シャープの電卓です。当時関数の扱える電卓はこれとヒューレット・パッカード(HP)製しかありませんでした。
HPのは手のひらサイズで表示が赤いLED。電池駆動で約8万円。但し計算が逆ポーランドでした。
逆ポーランドとは2+3の計算をするときに「2」「enter」「3」「+」とキーを押します。「=」キーが必要ありません。メリットは括弧の計算が括弧なしで出来る事です。電子計算機の処理では有名なメソッドです。欠点は数式通りにキーが打てません。
このPC1001は電源にAC100Vが必要で蛍光表示管が使われていて緑に光ります。計算は普通の電卓と同じで、メモリが8つありプログラムが組めます。(判断のコマンドはありません)値段は12万円しました。伯母さんの家が文房具屋さんの同級生に頼んだので仕入れ値で購入できました。デザイン的にも洗練されていると思います。
実際、学生の時には実験レポートを書くのに活躍していました。

久々に動かして見ると電源が入りません。一瞬、表示はするのですが、直ぐに真っ暗になります。電源回路の故障、おそらくコンデンサー辺りの劣化だと思われます。昔の機械なのでパーツの交換が出来るのですが、パーツ自体が手に入りそうもありません。
約半世紀を生きてきた機械ですが、完全に引退です。










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by 1969Kanazawa | 2017-03-27 12:00 | ハードウェア | Comments(0)

一番信頼している、大切な人からもらいました


by moz.69
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